大阪大学 高等教育・入試研究開発センター

センター長挨拶

　このたびは、大阪大学高等教育・入試研究開発センター(Center for the Study of Higher Education and Global Admissions : 略称CHEGA)のウェブサイトをご訪問いただきありがとうございます。

　下記のセンター概要にも記載があるとおり、当センターは2016年6月に誕生した、小規模の新しいセンターです。しかし、その使命は大変重要であり、国内外から志の高い、優秀で多様な学生を入学させ、世界水準の教育を提供し、世界に羽ばたく有為な人材の育成を目指す大阪大学の不断の入試改革と教育改革を支援するという使命を担っています。

　同時に、当センターは、大阪大学のみならず、我が国、ひいては海外の関係者に向けても入試改革や高等教育改革に資する様々な情報発信にも努めていきたいと思っています。

　しかしながら、これらの使命の遂行には、大学内外からのご支援やご指導が不可欠です。今後とも、関係者の皆様の温かい、また時には厳しいご指導をお願いして、ご挨拶とさせていただきます。

2016年11月吉日
川嶋　太津夫

センター概要

　大阪大学は、第3期中期目標に「多様な能力や経歴を持つ、志の高い優秀な人材を国内外から選抜するため、入試方法の多様化と多面的・総合的入試のための体制整備に取り組む」と定め、中期計画において、アドミッション・ポリシーに基づき「従来の入試選抜方法に加え、多様な観点を取り入れた独自の総合入試制度を導入し、入学定員の約10％（約300人）を受け入れることを目指す」ことを設定しました。また、入試のみならず、教育においても「学問を介した多様な知の協奏と共創を実現するための教育研究拠点として教育の質向上を恒常的に行う体制を整え、教育成果を有効にあげられる組織の構築と教育力の強化に取り組むと共に、グローバルな教育交流の実現に向けた教育体制の国際標準化を進める」ことを中期目標に定めています。加えて、創立90周年にあたる2021年を見据えた第3期中期目標期間の6年間を「進化の期」と位置づけ、たゆまぬ自己変革の指針として公表した「OU（Osaka University）ビジョン2021」においても、「様々な『問い』を見出し、自らその解決に取り組み主体的な学びを実現するため、多様な人材獲得に向けて入試制度を見直す」ことや、「多様な学びを実現する学修環境の整備」をすることを明言しております。

　これらの目標を実現するための方策の１つとして、旧未来戦略機構教育改革チームと旧グローバルアドミッションズオフィスを統合・再編し、2016年6月1日に高等教育・入試研究開発センターが発足しました。本センターには、従来の教育改革に係る調査研究、海外在住私費留学生特別入試の実施機能に加え、新たに入試改革の調査研究も加わることになります。

　また、本センターでは、概算事業「多面的・総合的な評価への転換を図る入学者選抜改善システム構築」（平成28〜33年度）に取り組みます。概算事業は、各大学が共通に直面している諸課題への解決策を包括的に提供することにより、多面的・総合的評価に基づく入学者選抜への転換に貢献していくことを目指しています。

　本センターは、大阪大学の全学的な大学・入試改革の拠点組織として、第三期中期目標およびOUビジョンに掲げたアクションを実現し、我が国の高大接続改革実現と大学教育の質向上に資するため、次の通り各部門にタスクを掲げ、様々な活動を展開していきます。

部門紹介およびミッション

スタッフ紹介

センター長　教授

川嶋　太津夫

副センター長　教授

深瀬　浩一 （理学研究科・インターナショナルカレッジ長・兼任）

教授

Albertine Susan（米国AAC&Uとのクロスアポイントメント）

教授

中澤　康浩（理学研究科・兼任）

教授

大野　ゆう子（医学系研究科・兼任）

教授

三森　八重子

教授

山下　仁司

准教授

安部　有紀子（全学教育推進機構・兼任）

特任講師

石倉　佑季子

特任助教

李　　明

特任助教

井ノ上　憲司

特任研究員

大友　弘子

事務担当（本部事務機構　教育・学生支援部　入試課　入試第三係）

課長補佐

金田　幸三

主任

植田　真理

主任

佐野　泰子

事務職員

岡本　淳史

特任事務職員

烏山　幸子

事務補佐員

久山　味世

組織図