大阪府立豊中高校の学習サポートプログラムを実施しました

 2019年7月16日(火)、大阪府立豊中高校の1年生350名を対象に「豊中高校学習サポートプログラム」が大阪大学会館で行われました。本プログラムは本学と大阪府教育委員会との連携協定に基づく活動の一環として実施しているものです。

 最初に小林理事から「学ぶことの意味:何のために、誰のために?」という題目の講演がありました。小林先生は「PISAテストの結果でも見られるように日本の高校生は知識を問う領域では上位であるが、学んだことを他人に説明する能力も身に付けなければならない」と指摘しながら、「我々がおかれている環境のように不自由なく勉強ができる制度や設備を当たり前のことに思っているかもしれない。しかし、世界に目を向けると、教育に触れる機会のない地域が未だに数多くある。自分だけのためではなく、世界に貢献できる人材になれるように学んでほしい。」と生徒たちを励ましました。活発な質疑応答が終わったあと、生徒代表が謝辞を述べました。

 続いて、同校出身の本学在学生4人が登壇し、高校時代に、大学・学部の選んだ経緯や勉強法などを語り、後輩たちに応援メッセージを伝えました。その後、高校時代の時間管理や大学生活について活発な質疑応答が行われました。

 プログラム終了後のアンケートでは「これからは知識をつけるだけでなく、考える力もつけるように高校生活で意識しておきたい」、「今日の経験を今後の進路選択に生かしていきたい」などの感想が寄せられました。

【プログラム】
14:0014:10 開式

14:10~15:20 講話「学ぶことの意味:何のために、誰のために?」
        小林傳司 理事・副学長

15:20~15:40 質疑応答など

16:00~16:30 在学生からの講話

16:30~            校長挨拶

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会場の様子

講演の様子